ハピクロフィルムは暑さ寒さにも負けず!
、、、と言いたいところなんですが、、、耐候性は問題ありませんが、実は施工となると冬場には注意が必要です。
ハピクロ製品をご購入いただいた方は説明書を一読いただきたいのですが、ハピクロフィルムの推奨施工温度は15℃〜25℃となっております。
え!そんなん春と秋しか貼れんやん!
と突っ込まれそうですが、もちろん貼れないわけではありません。
実績から15-25℃温度付近が最もハピクロフィルムが貼りやすい温度となるため、推奨温度として設定しております。
推奨温度と乖離があると、フィルムが硬くなったり、粘着がつきにくかったり、施工後剥がれやすくなったりといったマイナスの症状が出る可能性があります。
このため、推奨温度に対して環境温度に乖離がある、、、つまり真夏や真冬では、可能なかぎり推奨温度に近づける工夫をしながら貼っていただくことが、失敗しないコツのひとつなのです。
そこで本日はいくつか、冬場施工時の温度アップの工夫についてシェア致します。
工夫1)室内温度をうまく使う。
外せるパーツは外し、室内の暖かい環境下で行いましょう。
ついつい勢いでやってしまいそうですが、外せるパーツを外して施工することは、施工環境的にはもちろん、施工自体も貼りやすいためキレイに仕上がります。
工夫2)ヒートガン(ドライヤー)を活用。
外部で施工する場合、施工直前にヒートガン(or ドライヤー)で施工部分を温め、さらにフィルム全体も温めた上で施工を進めましょう。
フィルムを温めるのはやられている方も多いと思いますが、貼る側のボディもしっかりと温風であぶってやりましょう。
施工性がかなり変わって来ますよ。
工夫3)電気ストーブで温める。
外だと電源を引っ張ってくる必要がありますが、電気ストーブはかなり使えます。
ヒートガンの様にスポットに風が当たらないので、上手く距離を調整すれば広範囲にじんわりと温めてくれます。
実はプロもIRヒーターという業務用の電気ストーブのようなものを使用してラッピングしたりします。
IRヒーターは短波・中波赤外線ヒーターやカーボンヒーターといったもので、塗装屋さんなどが乾燥に使うものです。
DIYであればもちろんご家庭の電気ストーブも代用可能です。最近よく見る様になったカーボンヒーターなどは短波から遠波まで赤外線を幅広く発生するため内から外から温めてくれます(//∇//)ポカポカ
あまり深く考えすぎる必要はないのですが、人間と同じで、寒すぎたり暑すぎたりしたらへばってしまうのね、という感覚でハピクロフィルムに優しく接して頂ければ幸いです( ^ω^ )