【カーラッピングしやすいボディカラーとは?】
カーラッピングにおいては、ボディ上にフィルムを貼り付けるため、ベースとなるボディカラーはあまり関係無いと思われるかもしれません。ボディカラーを変えるためにわざわざフィルムを貼る訳ですからね。
しかし実際にラッピングを行う場合にはボディカラーによって必要コストが変わります。
(コスト=DIYの場合は施工時間、ラッピングを依頼する場合は見積もり金額、と考えてください)
実際のラッピングでは様々なケースが考えられるため、あくまで一般論になりますが
黒いボディカラーが一番ラッピングしやすく、白いボディカラーが一番ラッピングしにくいと言えます。
これはボディとフィルムの境界部分を考えてもらうとわかり易いと思います。
黒いボディの場合、境界の部分から多少黒の下地(ボディ)が見えていても、影部分と重なって境界が誤魔化しやすくなります。
一方白ボディの場合は境界の部分に白下地(ボディ)が見えていると妙に目立ってしまいます。
同様のことは他のカラーでも言えますので、
一般的には 黒 < 濃色 < 淡色 < 白 の順に ベースカラーとしては難易度が上がることになるでしょう。
もっともこれはしっかりと細部までラッピングする場合の作業難易度の目安ですので
例えばワンポイントでボンネットにラインを入れたり、ボディカラーとは別の部分(ピラーやモールなど)をラッピングする場合には、むしろボディーカラーとフィルムの相性の方が大事だったりします。
上記のことも頭に入れつつ、あまり難しく考えすぎずラッピングを楽しんでいただければ幸いです。