こんにちは、ハピクロ代表です。
本日はスキージーの基礎的な選び方&使い方をお話ししたいと思います。
<選び方編>
ゴムやプラスチック素材で出来ており、まっすぐで滑らかなブレード部分を使って表面の空気や水分を取り除くのに使う道具。スクイージーなんて呼び方もされます。まあ要するに、ヘラですね。
使用する事によって一定かつ強い力で圧着できる為、空気や水が残りにくく より綺麗に仕上げる事ができます。水貼りでは水を抜くのに威力を発揮しますし、ドライ貼りでの空気を抜くのに効果的です。
スキージーは素材から形まで色々あり、用途も様々です。
例えばカースモークフィルムのスキージーなどはお持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかしカーラッピングにはカーラッピングに適したスキージーの条件があります。
カーラッピングに適したスキージーって?
そしてスキージーの片面にフェルトを貼ったものがおすすめです。
フェルトはスキージーでフィルムを密着させて行くときに接触部分が傷つかないよう保護してくれます。特にカーボン柄などは表現がデリケートなため、フェルトをつけておけば力を入れて施工してもフィルムを守ってくれます。
デリケートな部分はフェルト側で施行し、縁など力を入れたい部分はフィルムがついていない側を活用する、等上手く工夫しながら施行しましょう。
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素材や形・硬さなどで様々タイプがありますが、先ずは中ぐらいの硬さのプラスチック製スキージーを揃えておくことをオススメします。
スキージーにはある程度の弾力性が必要ですが、固すぎると曲面でフィルムを傷つける原因となり、また柔らかすぎるとしっかりと密着させることができません。
プロは数種類のスキージーを施工場所に応じて使い分けますが、DIYでは、まず中ぐらいの硬さのスキージーがあれば問題ありません。
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ハピクロオリジナルスキージーはラッピング初心者から中級者まで使いやすいスキージーとして開発しておりますので、使いやすいスキージーをお探しの際はぜひご活用ください( ´ ▽ ` )ノ
<使い方編>
シンプルなものほど奥が深いという格言がありますが、それはスキージーも同じです。
極めようとすると本当にプロでも難しいものではありますが、今日は3つの基礎的なポイントに絞って出来るだけシンプルにお伝えしたいと思います。
覚えておくと非常にDIYラッピングをスムーズに行うことができ、フィルムも時間も無駄にすることなくカーラッピングを楽しむことができますので是非お試しください。
<ハピクロ流★スキージーの超基礎テクニック3つのポイント>
ポイント1:スキージーの持ち方
オススメはこちら。
4本指で支えるようもつと力が均等に入りやすくなります↓
↓このような持ち方は力が均等に伝わらずシワができやすくなります。
ポイント2:スキージーの角度
続いてはスキージーの角度。
ここはかなり大事なポイントです。
例えば上から下に向かってフィルムを貼っていくとします。
その際にスキージーの角度はどこへ向けるのが良いでしょうか?
答えは・・・
このように寝かせて角度をつけることで、力が分散されながら圧着できシワができにくくなります。
ポイント3:スキージーの動かし方
最後にスキージーの動かし方です。
30-45度の角度を保ったまま、スキージーはクロス方向へ真っ直ぐのラインを保って動かしていきます。
↓意識していないとついつい下方向へ下がってしまいますが、これもシワの原因となります。
また真下に刻むように施工していく方法も一箇所に応力がかかりやすくなります。
左右どちらであっても水平を保ったまま
丁寧に施工しましょう。
以上、3点の基礎的なポイントをお話ししました。
もちろん結局は道具なので大事なのは経験と感覚です。
感覚が手になじむまで、是非何度でも練習してみてくださいね。