さてさて、オルファさんとエヌティーさん、いったいとちらが世界で初めてカッターナイフを考案したのでしょう。
ちょっと作業の合間のコーヒーブレイクとして、ぜひ読んでみてくださいね。
インターネットで色々と調べてみましたら、以下の様な良記事を見つけました。
両社のホームページで、自社の沿革に係わり、次のような趣旨の記述がある。
オルファ エヌティー
1 昭和31年に創業者(岡田良男氏)が考案し、世界初の折る刃式カッターナイフが誕生。(実用新案出願)
2 オルファの刃のサイズ、折れ線の角度が世界標準となっている。1 昭和34年に特許NTカッターを開発。世界初、「シャープナイフ」(現在名カッターナイフ)の商品化に成功。
2 昭和36年に商標を「NTカッター」と定め、「カッター」の呼称を初めて使用。これではわけがわからない。一体世界初はどっちなのか? また、実用新案とか、特許とか、特に特許は20年間有効のはずである。
そこで、各種情報を総合すると、概ね以下のようである。
① 刃を折る方式のナイフはオルファの創業者、岡田良男氏が印刷工をしていた昭和31年に考案し、実用新案を取得。
② 事業化を試みるも、資金力の制約等でままならず、日本転写紙株式会社(エヌティー株式会社の当時の名称)に協力を求めるとともに、自ら会社役員として在籍し、昭和34年には考案した内容を「発明者を岡田良男、出願人を日本転写紙株式会社」として特許を出願・取得し、日本転写紙株式会社として商品化。
③ 昭和36年、当該商品の商標を「NTカッター」に決定。(NTは日本転写の頭文字)
④ その後、岡田は自らの当初からの熱い思いを抑えがたく会社を離れ、昭和42年に兄弟四人で岡田工業株式会社(オルファ株式会社の当時の名称)を設立、商標「オルファ」(「折る刃」から)が誕生。日本転写紙株式会社とは特許を共有。
⑤ 昭和59年、社名を「オルファ株式会社」に変更。
⑥ 日本転写紙株式会社は、昭和63年に社名を「エヌティー株式会社」に変更。
引用元 刃物あそび
なるほど。
言わば元々は同じ仲間だったという事なんですね。納得。
と、言う事で両者引き分け!スッキリしました。
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